『変奏・バベットの晩餐会』と、かもねぎショットの今後


『変奏・バベットの晩餐会』千秋楽から1か月が経ちました。
ご来場いただいた皆さま、改めまして、心よりお礼申し上げます。
かもねぎショットに寄せられた観客の方々からの感想は、また改めてご紹介させていただきます。

今回は、前作『ペルセポリス。そして、』より、ゆるやかな印象の作品となりました。台本もゆるやかな仕上がりでしたが、それをプラスに転じ、ご協力いただいた伊藤多恵さんの演出力で最大限に引き上げていただいたと感謝しています。チラシ上は「協力」と印刷されております、照明の中川隆一さん、美術の加藤ちかさんにも、これまでと少しも変わらぬお力添えをいただきました。全てのスタッフの皆さん、キャストの皆さんに感謝し、想像を越えるおおぜいのお客様からのご好評をスタッフ・キャストの皆さんと喜べたことを喜んでいます。


さて、個人的なことではございますが、この10年ほどゆるゆると続けてきました介護が本格化してまいりまして、かもねぎショットの主催本公演は、しばし休止しようと決心いたしました。今後は、共催公演には取り組み、どちらかに招いていただく機会があれば参加し、個人的には他集団に書き下ろしなどして演劇に携わりつつ充電し、再開のときを待とうと考えております。こちらのホームページ、ブログは続けていく予定です。
少し気にしていただき再開を待っていただけましたらこのうえもなく幸せです。
これまで長きに渡り、暖かく厳しく見守りつづけてくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
かもねぎショット 代表 高見亮子


かもねぎショット主催本公演休止に伴いまして。
私は24歳の時にかもねぎショットに入団し、気づけば20年近い月日が流れています。20年、東京での生活にそろそろ区切りをつけようと思っております。来年からは広島・東京を行ったり来たりして徐々に生活を広島に移して行く予定です。時間的に許されるなら外部の公演、かもねぎショット主催ではなくても合同の公演は積極的に参加したいと考えています。もちろん、かもねぎショット主催の本公演ができる時がやってくれば、その時はできる限り参加できる努力をします。
今までかもねぎショットの応援をしてくださったお客様、スタッフ・キャストの皆々様には本当に感謝しております。言葉では感謝の気持ちを全てはあらわせませんが、本当に心から感謝しております、ありがとうございます。
また、皆さまにお会いできる日が来ますことを願って、今後の生活についていろいろ模索していこうと考えております。
次にお会いできる時までどうか皆さまお元気で健やかでいらっしゃいますように!!私も健康第一の日々を送りたいと思います。どうか今後も変わらずかもねぎショットを応援していただけると幸いです。
栗栖千尋


=ご報告=
今、借りてるこの部屋も随分長く居ます。部屋の窓からは、すぐ前に畑があったのに、今はアパートが建ってます。隣は区民への貸出しの畑だったのに、只今建設中。マンションまではいかなくても、家族向けの集合住宅が出来るのでしょう。正直、毎日うるさいです。
環境が変われば、気持ちも変わります。
若い時とは違います。視野が広くなった、と言っておきましょう。でも、根本的な所は変わりません。舞台に向かう姿勢は、二十歳の時のままです。
最近「出逢い」をつくづく感じ、また考えます。この「出逢い」は、かもねぎショットとの出逢いから始まってます。いやいや、かもねぎショットに出逢うには、芝居に出逢わなければ始まらないから………う~ん…などと、グルグルしてます。m(_ _)m
とにかくここで一旦、かもねぎショットがお休みするにあたって、観に来ていただいたお客様、関わっていただいたスタッフ様、出演していただいたキャスト様、皆様に感謝の気持ちとお礼を。
本当にありがとうございました!
自分はこれからも、嘘のないよう、正直に日々を過ごして行きたいと思います。頑張る時は、がむしゃらに頑張ります!でも疲れた時は休みます。正直に。
井草加代



(写真はすべてリハーサル、撮影=かもねぎショット)