高見亮子

たかみ・りょうこ/東京都出身/東京女子大学日本文学科卒

大学在学時より、劇団早稲田小劇場(後のSCOT)に在籍。多数海外公演、利賀フェスティバルに参加。鈴木忠志演出『トロイアの女』などに出演。退団後、1989年にかもねぎショットに加わる。

演劇作品とダンス作品を創作発表。演劇作品の脚本と演出を担当。1992年発表の『-新編-遠くを見る癖』が日本劇作家協会主催の第1回新人戯曲賞最終ノミネート(「優秀新人戯曲集1996」(ブロンズ社)収録)。以降、年に1~2本のペースで書き下ろし新作を上演。
俳優としては、かもねぎショットのほとんどの作品に出演、独特な存在感を示し、「なぜか目が離せない」と評される。

外部での主な活動

●出演
黒沢美香主催「偶然の果実」シリーズ出演(1998~2000), 『薔薇の人』出演(2007)
『リクゼンタカタ―私はどうして東京で公演をやろうと思ったのか』出演(2012/ザ・スズナリ)
映画「息衝く」出演(監督=木村文洋/2018年公開)

●脚本
TVドラマ『無能の人』シナリオ(1998/原作=つげ義春/監督=望月六郎)
「世田谷パブリックシアター主催@スクール公演」 脚本(2005, 2006)
『アインシュタインの妻』(ただ、独り)書き下ろし(2013)
『11月のモスラ』(勝田演劇事務所)書き下ろし(2013)

●演出
『29歳の女たち』演出(1998/作=長谷基弘/出演=高田聖子・明星真由美 ・池津祥子)
佐藤和代プロデュース『開運ラジオ』演出(1999/作=平田俊子)
劇団PROJECTジョカ『消えたヒト』作・共同演出(2003)

●講師
「かながわ舞台芸術工房・実験公演」講師・演出(1999)
阿佐ヶ谷美術専門学校の非常勤講師(2006)
埼玉県立芸術総合高校・舞台芸術科の非常勤講師(2010)

特技

囲碁
読売新聞などに「囲碁観戦記」掲載中。
NHK・Eテレ『囲碁フォーカス』出演中。
『我間違える ゆえに我あり』(王銘琬九段共著)など、囲碁専門書・囲碁エッセイ集の著書多数。